正月準備が着々と・・その1
【グループホーム】
クリスマスが終わったと思ったら、すぐに年末の準備に取り掛からなくてはなりませんね〜。
「正月と言ったら何?」という質問を入居者様にすると、皆さん口を揃えて「もちっ!」だそうで・・・
食欲の秋・・から引き続き、食欲の冬も健在です☆
その入居者様の希望を叶えるべく、先日「餅つき大会」を行いました。
世間一般に、高齢者施設では餅のようなものはタブーみたいですが、そこをあえて「新しい試みを!」と目指してやるのが“ゆうらいふ流”です♪
もちろん、看護師などにも応援を頂き充分なスタッフを配置しての厳戒態勢でですが(笑)
本格的に昔ながらの“杵”と“臼”を用いてやってきて早いもので3年目・・・お陰様で無事何事も無く開催出来ています。
この場をお借りして杵と臼を提供頂いた地域にある「JAみどりの涌谷営農センター様」本当にありがとうございます。
そして来年もこの時期は是非とも宜しくお願い致します(笑)
こもれびの中で・・・あの人を想い・・・
【グループホーム】
今まで細かい作業には全く手をつけなかった入居者様が何を思ったのか、急に編み物をはじめました。
多分出来ないだろう・・・というスタッフの勝手な思い込みをよそに、木漏れ日の中、とても良い雰囲気でとても器用に作業を重ねていきます。
ケアを提供する側の勝手な思い込みとは、こんなにも入居者さまの自立を妨げる要因となる事を改めて勉強し、反省させられました・・・。
「クリスマスが近いから誰かにプレゼント?俺に?どうもね♪」と問うと、
「ううん」と首を横に振ります。
「分かった!寒い日が続くから息子さんにでしょ??」
「ううん。違うよ。」と入居者様。
どうやら本当に違うようです。
「それじゃあ、誰に??」と聞くと、
「いつも向かいの席に座っていて、今、入院している人に・・・」
「えっ!!!」
確かに体調を崩し入院している方がおられますが、心配されると思い他の入居者様には内緒にしておりました。
口には出さなくとも敏感に察知し気にかけていてくれたのですね☆
その人を想い黙々と作業を続けていたのかと思うと、とても温かい気持ちになりました。本当の“優しさ”の意味を教えて頂きながら今日も楽しく生活しています☆